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Amazonせどりはやめたほうがいい?失敗する2つの理由を解説

Amazonせどりはやめたほうがいい?失敗する2つの理由を解説
panchan

Amazonせどりは、適性のある人にとっては利益を生み出す手段となりますが、誰にでも簡単に成功できるビジネスではありません。特に、資金管理やリサーチが苦手な人や、十分な時間を確保できない人は、思うように稼げず撤退するケースが多いです。

本記事では、Amazonせどりはやめたほうがいいといわれる2つの理由について検証していきます。

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成功する人と失敗する人の違いを検証

成功する人と失敗する人の違いを検証

成功する人と失敗する人の違いは、以下のようなポイントに表れます。

項目成功する人失敗する人
リサーチ力需要のある商品を見極めるスキル感覚で仕入れる
資金管理キャッシュフローを計算在庫を抱えすぎて資金が回らない
作業量毎日コツコツ作業できる手間がかかることに耐えられない
リスク管理規約変更などのリスクを考慮
他販路で販売している
販売先がAmazonのみ

「Amazonせどり=稼げない」というわけではなく、「誰でも簡単に稼げるビジネスではない」というのが正しい理解です。

また、参入者が増えている現在、競争が激しくなり、規制リスクもあるため、仕入れた価格改定は慎重に判断する必要があります。

せどりをやめたほうがいいと言われる2つの理由

せどりをやめたほうがいいと言われる2つの理由

Amazonせどりは、副業や本業として取り組む人が増えていますが、「やめたほうがいい」と言われることが多いのも事実です。その理由を2つに分けて解説します。

理由①:競争が激しく利益が出にくい

理由①:競争が激しく利益が出にくい

現在、Amazonせどりはライバルが多く、価格競争が激化しています。

せどりは誰でも始めやすいビジネスだが、その分、競争も激しい、

特に大量仕入れができる大手業者や海外セラーとの競争では、価格を下げざるを得ない状況が発生しやすいです。

価格競争の激化

人気商品やコラボ商品は、価格競争が起こりやすいため、ライバルとの差別化ができる商品を仕入れることが重要です。

  • 人気商品は多くの出品者が扱うため、価格競争が発生しやすい。
  • 「カート獲得競争」が起こり、価格を下げないと売れにくい。

利益率の低下

また、価格競争に巻き込まれた結果、利益率を大きく低下させてしまうこともあります。

  • Amazonの販売手数料:商品価格の8〜15%
  • FBAの手数料

Amazonでは、仕入れ額に加えて上記の経費もかかるため、価格を下げすぎると想定より利益が残らないことがあります。

実際に価格競争が起こった例を紹介

 実際の価格競争の例をあげて解説していきます。

スベルティ ぱっくん分解酵母の例

最高値:6,600円

最安値:1,400円

ぱっくん分解酵母という商品を全期間で分析した時に、最高値が6,600円ということがわかります。

さらに、価格推移を確認していきましょう。下記のグラフでピンクの線が下降している部分は、価格が下がっていることを表します。

この場合、最安値が1,400円の時期に価格競争が起こっていることがわかります。さらに、最安値の時期に出品者数が増えていないかをKeepaで分析してみましょう。

このグラフでは、青色の線が新規アイテム数(出品者)です。最安値の時期に一気に出品者数が増えていることがわかりました。出品者が増えたことをきっかけに、早く売り切りたいセラーが価格を下げていき、それに伴って他のセラーも価格を下げていきます。

このように、仕入れた時点では利益が出ると思っても、実際には価格競争で利益が圧縮されることが多いです。

価格競争に巻き込まれないためのポイント

価格競争に巻き込まれないためのポイントは、仕入れる商品に需要があるかどうかです。

Keepaなどのツールを活用し、仕入れる商品に需要があるのかを見極めれば、一時的に価格が下がっても価格が戻ることを理解できます。

価格が下がって不安を感じても、むやみに価格を下げないように注意しましょう。

理由②: 作業が単調で時間がかかる

理由②: 作業が単調で時間がかかる

Amazonせどりは、仕入れ・リサーチ・梱包・発送の作業が必須です。単純作業が苦手な方はAmazonせどりをやめた方がいいかもしれません。

これからAmazonせどりを始める方は、次の作業が必要だと理解しておきましょう。

Amazonせどりで実際に行う作業内容

Amazonで、実際に行う作業は、次の通りです。

  • 商品リサーチ
  • 仕入れ
  • 検品・梱包
  • Amazonへの納品もしくは自己発送

さらに副業としては、Amazonせどりをする方は「作業時間が確保できない」という問題もあります。

手間をかけたくない人や、時間の確保が難しい人には不向きですが、リサーチや仕入れを外注するという方法もあります。ただし、外注するためには費用がかかります。外注費用を出しても利益が出る状態でなければ、外注化することは難しいでしょう。

Amazonせどりを成功させるためのコツ

Amazonせどりを成功させるためのコツ

せどりは「やめたほうがいい人」には厳しいものですが、「向いている人」にはチャンスがあります。しかし、Amazonせどりは競争が激化し、リスクもあるため、誰にでも簡単に稼げるビジネスではありません。Amazonせどりを成功させるためのコツは、次の通りです。

  • コツコツと作業をする
  • 資金管理を正確に行う
  • 長期的に取り組む

「せどりは向いていない」と思った場合は、ほかの副業を検討し、自分に合ったビジネスを見つけるのがベストです。

まとめ

まとめ

せどりは、「向いている人」にとってはチャンスがありますが、「向いていない人」には厳しいビジネスだということがわかりました。特にAmazonせどりは競争が激しく、リスクも伴うため、誰にでも簡単に稼げるものではありません。しかし、しっかりとリサーチを行い、資金管理を徹底しながら継続できる人であれば、十分に稼げる可能性があります。

今回紹介した内容を参考に、自分の適性を見極め、最適な方法で継続的に稼げる道を選びましょう。

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